今日はHORROR SHOW

髪の毛と映画と中2病

英語で最も危険な2語はGood Jobらしい

1週間終わりました。

我々東京の美容師はあと1日あるんですが

息抜きに去年見よう見ようと思いつつ半年経った作品

 

「セッション」

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やっと見れたぞ記念。

 

僕は学生時代学外の大人達とロックバンドを

学業を生贄にこれが青春だ。と精力的に活動していたのですが、

そんな音楽フリークの僕は絶対観た方が良いとのこと

 

なにやらこの作品。僕の友達からの情報だと

 

 

「音楽映画だよ」

 

「いやこれはスポ根だ」

 

「ハゲ×末っ子」「いや末っ子×ハゲだろjk」

 

「おもしろかった」

 

 

色んな趣味の友達のお陰で

前情報としては

 

 

ハゲと末っ子が乳繰り合いながら音楽の道を突き進むおもしろい映画

 

 

この予習のみで見る事になったのですが

 

 

自分で書いててびっくり。だいたい正解ですねこれ。

 

                               

 

..前置きが長くなりましたが、

まだ見てない僕よりも時代遅れの方の為に

wikipediaよりあらすじを転載

 

 

 

あらすじ

アンドリュー・ニーマンは19歳のジャズ・ドラマーである。以下略

 

 

だって長いですもの。

 

 

 

中山感想

 

❶J.K.シモンズに萌える

 

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シモンズ演じるフレッチャー先生がですね

過去に生徒を熱血指導の末に自殺に追い込むという

大阪の秘密倶楽部もビックリのドS嬢なのですが、

 

主人公を引き抜いて自分のバンドに入れた初日

「新人だ。かわいいだろ」

「親が音楽家じゃないなら偉人の音楽を聴きなさい」

「まぁ楽しめ」..等と映画冒頭に某魔法使い映画の強面先生ばりの

絶対お前暗黒面のスパイだろ的な不吉な登場からは一転

とても気さくで優しい紳士なんですね。

でも演奏が始まればさすが鬼教師

イスを投げつける、テンポ覚えるまで4カウント毎に顔を叩いたり...

なんかグラップラー刃牙で似たようなシーンがあった気もしますが

 

普通なら翌日にはlineのグループからは抜けて

実家に親の体調不良とかを理由に蒸発するのが最近の子だと思うんですけど

それでもフレッチャー先生の課題に答えれるよう努力すれば

しっかり答えてくれるという随分レトロスタイルの教育方針の先生

 

映画後半更なる試練を与えてくるんですけど

まあそれも色々乗り越えた結果映画ラストに

 

「先生×生徒」から「生徒×先生」に

 

僕ぁBL好きというわけでもないですが、この展開は

ニヤニヤしてしまいました。

 

 

僕の学生時代は前述のように真面目な生徒ではなかったので、

先生によく熱血指導を受けていたタイプなのですが、

こういう展開を見た後だと

あの頃しょぼくれ潰れずに

「見返したろ。んだコラ。ぁあ?」

これくらいの根性が少しはあれば、今の糞へたれ根性とは違った

人間関係、人生になってたのかな。なんて

 

 

成人してからまだまだ学ぶ事はありました。ありがとう先生。

 

 

❷BGMがない

 

気のせいかもしれないんですけど

劇中の音楽全部どっかで演奏してる音なんですよね

 

だから会話のピリピリ感は空気から伝わってくるし

演奏シーンはどこかでミスっちゃうんじゃないか。

テンポずれたらまた先生に怒られるって!

ぁぁぁあ、ホラー!もーお馬鹿さんめ!

 

って

 

息子の発表会見に来た心配性のお母さんみたいな気持ちになりました。

 

いわゆる母性への目覚めという奴ですね。

 

 

❸マイルズ・テラーが誰かに似てる

 

これね、途中からすごい気になってきて

ちょっと面白くなってきちゃったんですけど

マイルズ君シルベスタ・スタローンに似てますよね

 

マイルズ君

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スタローン

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マイルズ君を一週間くらい天日干しして

なんか目の粗い素材でグシャグシャってやったら

結構似てると思うんですよね。

 

途中の特訓シーンなんかはもうロッキーを彷彿としてしまいました。

 

ロッキーのスタローンよろしく

マイルズ君も実際にドラム猛練習したそうで

 

僕は後半ロッキー見てる気分でした。

1本の映画で2本分の満足度、こりゃすごい!

                         

 

まとめ

 

面白かったけど疲れた。